旅行中、スマホやカメラの充電に欠かせないモバイルバッテリー。
しかし、バッテリーの容量が「160Wh」を超えると、機内持ち込みができません。
この記事では、以下の疑問をわかりやすく解説します。
- モバイルバッテリー「160Wh」はどのくらいなのか
- 飛行機持ち込み時の注意点
- 機内持ち込み可能なおすすめモバイルバッテリーを3つご紹介
バッテリーを没収された
バッテリーが燃えた!
というニュースをよく見るようになってきたので、一緒に確認していきましょう!
こちらの記事もおすすめ
モバイルバッテリーの160Whはどのくらいの容量?
モバイルバッテリー160Whとは、約43,000mAhに相当します。
これは、スマホを約6〜8回フル充電できるほどの超大容量ということです。
160Whのモバイルバッテリーは、機内に持ち込める「最大容量の目安」でもあります。
これを超える容量になると、航空会社によっては持ち込み禁止だったり、空港で止められてしまう可能性もあるので要注意!
モバイルバッテリーが160Wh以下か本体を確認

モバイルバッテリー本体には「mAh」しか書いてないことがありますが、飛行機に持ち込むときにチェックするのは「Wh」の数字です。
目安として、160Wh(約43,000mAh)以下なら申告すれば機内持ち込み可能!
※100Wh以下なら申告不要
まずは、モバイルバッテリー本体を確認してみましょう。
160Wh以上のモバイルバッテリーが機内持ち込み禁止の理由
バッテリー容量が160Whを上回る場合は、飛行機への持ち込みも預け入れも禁止されています。
なぜかというと、リチウム電池は熱に弱く、容量が大きくなるほど発火の可能性が高くなるからです。
飛行機にモバイルバッテリーを持ち込む際は、160Wh以下のもので必ずバッテリー本体に「Whの表記」があるものを選びましょう!
容量の記載が本体にないと、没収されることがあります。
モバイルバッテリー発火の前兆は?機内持ち込みできるかチェック
最近、モバイルバッテリーの発火事故がニュースで話題になっていますよね。
以下のような、発火の前兆サインがあるモバイルバッテリーは、飛行機に持ち込むのは避けましょう。
| 発火の前兆サイン | チェックポイント |
|---|---|
| 明らかに熱を持つ | 普段より熱く感じたら要注意。 |
| バッテリーが膨らんでいる | 本体が膨らんでいたら即使用中止。 (リチウム電池の劣化サイン) |
| 焦げたようなにおいがする | 使用中や充電中に異臭がしたら危険信号 |
今持っているモバイルバッテリーに少しでも不安があるなら、PSEマーク付き(日本の電気安全法をクリアした証)のものに買い替えてから旅行に出るのが安心です。
モバイルバッテリーは飛行機に預ける?持ち込みルールを確認

事前に以下のルールを確認しておきましょう!
飛行機へのモバイルバッテリー持ち込みの注意点【国内線・国際線】
| 容量(Wh) | おおよそのmAh(※3.7V換算) | 飛行機への持ち込み |
|---|---|---|
| 100Wh以下 | 約27,000mAhまで | 制限なしでOK! |
| 100~160Wh | 約27,001〜43,000mAh | 2個までOK! |
| 160Wh超 | 約43,000mAh超 | × |
モバイルバッテリーの機内持ち込みに関する基本ルールは、国内線も国際線もほぼ共通です。
ただし、格安航空会社ではルールが異なる場合もあります。事前に利用する航空会社のルールを確認しておくと安心です!
モバイルバッテリー160Wh以下のおすすめ3選【機内持ち込み可】
「モバイルバッテリーどれがおすすめなの?」という方に向けて
自身の旅の経験をもとに、機内持ち込み可能な160Wh以下のおすすめモバイルバッテリーを3つ厳選してご紹介します!
ひとつずつ、以下におすすめポイントをまとめました。
おすすめ1:CIO「SMARTCOBY Pro SLIM 10000mAh」
このモバイルバッテリーは、小さくて約180gと軽いのに、スマホ充電が約1.9回分できるところが良い!
私自身、CIOのモバイルバッテリーを愛用していて、国内・海外ともに必ず持って行きます。
- 1円玉の直径より薄いから持ち運びが快適
- 容量:10,000mAh(約37Wh)
- 2台同時に充電できる
バッグにポンっと入れておける小ささで、そんなに重くないので、旅におすすめです!
おすすめ2:アンカー「Anker Power Bank 10000mAh 」
旅先だと、スマホを2回くらい充電できるモバイルバッテリーがあると安心です。
この「Anker Power Bank (10,000mAh )」は、スマホ充電が約2回できて、充電速度も早い。
- 容量:10,000mAh(約37Wh)
- 重さ約約250g
- ケーブル一体型で邪魔にならない
- 急速充電で時短できる
たっぷり充電ができて、ケーブルやコンセントがかさばらないのがポイント。
おすすめ3:アンカー「Anker Power Bank 20000mAh 」
Anker Power Bank (20,000mAh)は、スマホやタブレットを、効率的に急速充電したい人におすすめです。
重さが約462gとしっかりあるけど、スマホ充電が約4回できるので、旅行や出張だけでなく災害用にも向いています。
- 容量:20,000mAh(約74Wh)
- ケーブル付きで持ち運びやすい
でも正直これは重たそうなので、「旅先でスマホを1日使えたらいい」という方は、10,000mAhの方を選ぶのがいいでしょう。
家族旅行やデバイスが多い方におすすめです。
飛行機に持ち込める160Wh以下のバッテリーを選ぼう!
これでもう安心。最後にもう一度チェックしておきましょう!
- 160Whの容量は、(約43,000mAh)
- 100Wh〜160Wh以下のモバイルバッテリーを選ぶ
- モバイルバッテリーは、預け荷物には入れずにジップロックに入れて手荷物へ
- Wh表記があるものを選ぶ
せっかくの旅のスタートでつまずかないように、事前準備をしっかりして旅を楽しんできてくださいね!

